初めてのブリーディング
日本での血統書は基本的にJKCが発行しているのが一番有名で信頼性が高いと思う。
子犬の血統書発行のためには母犬の血統書、父犬の血統書、父犬のDNA検査の他に犬舎号が必要になる。父犬はオーナーの犬だったからオーナーとDNA検査とかやってJKCに送ったっけなぁ〜歯茎をぐりぐりして摂取した細胞を送るの。
父犬の候補はオーナーの2匹のダックス。名前はモスとマック。好きな方をゆずに選ばせたらいつもワンワン吠えてるバカなモスじゃなくて何かと賢いマックを選んでいた。やはり犬もバカは嫌いなのね。
無事妊娠
だいぶお腹も大きくなって苦しそう。おっぱいが飲みやすいようにお腹のところはバリカンで刈りました。
そして出産の日・・・思い出しても後悔
その時トリマーとレストランのバイトを掛け持ちしていた。今思えば休めばよかった。
もうそろそろ出産という日、私は勤めていたペットショップに泊まり込んでゆずを見ていた。もう産まれそうなのに中々生まれてこない・・・徹夜をして朝になっても生まれなかった。数時間後にはペットショップにアルバイトの女の子が来ることもあり、私は一旦自宅に帰って仮眠を取ることにした。当時はペット不可なアパートに住んでいたので連れて帰るのはダメかな、と思っていた。今思えばそれが間違いだった。
「ゆずの赤ちゃんが足から出ています!!」
嫌な予感がして目が覚めた頃、アルバイトの子から電話があってダッシュ。
運の悪いことにゆずの子供は逆子で足から出ていたのだ。もう体は全部出ている。一番大きな頭が出なくて首で引っかかってるんだ。
まだ繁殖経験者のオーナーは来ない。。。泣きながらオーナーに電話する。
「体に沿って回すように引っ張る。必ず出るから!」と言われ、泣きながら引っ張る。ちっとも出てこない・・・当然ながら引っ張るとお母さんのゆずは痛がる。もう私もアルバイトの子も泣きながら頑張る。
やっと、オーナー到着。私とオーナーで引っ張ったら出てきた!
赤ちゃんは一人っ子・・・大きすぎた
せっかく出てきた赤ちゃんは、きっと1時間くらい頭が閊えて首が絞まっちゃったんだね。。。もう死んじゃっていた。
とっても大きくてかわいい女の子でした。
本当にかわいい女の子。私の経験不足のせいでゆずにも痛い、辛い思いをさせました。犬は安産といえど逆子だったらどうしようも無い。
夜はオーナーとバーミヤンで反省会、ただただ、ゆずの近くを離れたことを後悔です。もうこんな思いはしたくないよ!
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